2024.6.11
仮メモ:国内外で広がる出社回帰ムード 実際のところ、リモート中心の働き方ってどう?引用は(引用:サイト名xxx)の方がよい?
コロナ禍をきっかけに、リモートワークという働き方が普及しましたが、最近では国内外でオフィス回帰の動きが広がりつつあります。リモートワークを希望する社員が多い(※1)にも関わらず、強制出社を要請する企業もあり、「出社か?リモートか?」については度々議論されています。一方で、IT企業をはじめとしたリモート中心の働き方を維持する会社も存在しています。都内企業のうち、コロナ禍前は約24%、緊急事態宣言期間は約65%、COVID-19が5類感染症に移行後の2024年6月は約47.5%がリモートワークを導入している(※2)そうです。
株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズでは、コロナ禍前から一部でリモートワークを取り入れ、コロナ禍は完全リモートワーク、現在はリモート中心のハイブリット勤務という働き方を継続しており、時代に合わせた働き方改革に積極的に取り組んできました。
今回は、意外と取り上げられることが少ない「リモート中心の働き方って実際どうなの?」について、4年以上リモートワークを取り入れている当社だからこそわかること、見えてきた課題、今後の働き方についてなどをご紹介します。
当社はCOVID-19をきっかけに全社員がリモートワークに切り替わり、COVID-19が5類感染症に移行後は、リモート中心で必要に応じて出社するハイブリット勤務を導入しています。また、フルフレックス制も取り入れているため、時間と場所に捉われない自由度の高い働き方を推進しています。
これらは、社員が最大限にパフォーマンスを発揮できる環境下で、効率良く成果を上げるために取り入れた制度です。全社会議や部署会議などの定例会議は基本的にリモートで行い、社員が必要に応じて出社を取り入れています。
実際のところ、リモート中心のハイブリット勤務×フルフレックス制という働き方は、社員それぞれのライフスタイルにあわせた働き方ができるため、社員からは好感的な意見が多いです。以下にて、実際の社員の声をご紹介します。
出社せずとも業務を完結させることができることがわかり、本社東京オフィス通勤圏内の関東から京都へ引っ越しを決断しました。リモートワークが可能となったおかげで、諦めていた里帰りが実現でき、公私共に充実させることができています。リモートワークでは、オフィスで仕事している時のように周りの声が自然に耳に入ってくることがないため社内でどんなことが起きているのかを感じ取ることが難しくなった点がありますが、コミュニケーションが足りないな。と思う時は、出張という形で出社し、他メンバーと直接会うことでリモートでは足りない部分を埋めることができています。また、共働き家庭で子育てをしているため、子供の保育園送迎や、発熱などの突発的な呼び出しが発生するのですが、家で寝かせたら仕事を再開できるので大変助かっています。
家で仕事ができ、時間にも自由度があるため柔軟に子育てと仕事の両立ができています。業務内容によっては出社し、対面でコミュニケーションをとることもできるので、無理なく効率的に業務ができています。また、社内には子育て世代の社員も多く、会社として理解があり助かっています。
入社当初は、リモート中心のため会ったことがない人と仕事をする場面が多くあり、業務をスムーズにこなせるか、少し不安がありました。しかし、オンライン会議やチャットでも雑談を含めた気軽なコミュニケーションを取ることができますし、オンラインで顔が見えなくてもお互いに相手を思いやった伝え方や反応をすることで、安心して業務ができています。また、自由度の高い働き方のおかげで、自分が集中できる環境で仕事をすることができ、ワークライフバランスを保ちやすいです。業務内容に合わせてリモートと出社を使い分け、メリハリをつけた効率の良い働き方ができている実感があり、楽しく仕事ができています。
このように、リモート中心の働き方は、あらゆる立場・状況の社員が、プライベートと仕事の両立をしながら仕事ができるだけでなく、自分にあった働き方で効率を上げ成果に繋げられるため、会社と社員両者にとってwin-winな働き方です。
現在はリモート中心のハイブリット勤務を行なっている当社ですが、会社・社員の両者にとってリアルでのコミュニケーションも必要であると考えており、活発化を図っています。
コロナ禍の完全リモートワークでは、業務で関わる社員同士の交流はあるものの、その他の社員間交流が希薄化していました。リモート中心のハイブリット勤務となった最近でも、コロナ禍後に入社した社員は特に、他部署がどんなことをやっているのかが見えにくい、他部署の社員を知らないため社内間の連携が取りにくい、といった課題がありました。
そのため当社では、社員同士の交流を活発化させるために役職者も含めて、基本的には全員参加の社内交流会を業務時間内に開催しています。普段の業務で接点を持たない社員同士が交流できるよう、毎回メンバーが被らないように、1グループ約6〜7名でグループ分けをし、できる限り出社での実施を目指しています。各グループのファシリテーターを中心に、スケジュール調整を行い、交流会当日は、自己紹介から始まり、定められているテーマについてや雑談ベースの会話をして相手を知ることをメインとしています。この交流会を通して他部署への理解を深めることで、社員間の連携をスムーズにするだけでなく、ノウハウの共有などを促すことにつながっています。やはり対面で会話をすると、自然と話が弾みやすいだけでなく、オンラインでのコミュニケーションに比べると圧倒的に得られる情報量が多いため、相手の人となりを理解しやすく、心理的な距離感を縮めるためのコミュニケーションに繋がります。地方に住んでいる社員も多いため、毎回全員が出社参加という形で行うことは難しいですが、無理なくできる範囲で今後も定期的に社内交流会を開催していく予定です。
また、当社はリモートワークと出社のそれぞれを上手く掛け合わせた働き方を実現すべく、それぞれの特性にあわせて業務を行っています。リモートワークは、画面の共有ができ、声が均一に届くため聞き取りやすく、大人数の会議に向いていたり、スケジュールが合わない場合も会議の録画データやテキストベースのチャット履歴から情報を追いやすいなどの利点があります。一方で、オフィス出社は、対面で話すことでその場の雰囲気を共有できるため絶妙なニュアンスが伝わりやすかったり、オンライン会議のような微妙な時差がないため議論が活発になったりという利点があります。新メンバーが加わった時など、社員同士の心理的距離を縮めるためにも、出社をしてみんなで集まる機会は必要です。
このように当社では、リモートワークだけに依存せず、社員が自主的により良い形を模索しながら、出社も取り入れて仕事をしています。
最近は会社側が社員に出社を要請する強制出社に踏み切る企業も増えていますが、当社はこれからも引き続きリモート中心のハイブリット勤務をしていきます。社員自身がリモートか出社かを選択することができる現在の働き方は、社員にとって働きやすいだけでなく、社員自身がより効率良く仕事を進める手段を試行錯誤するため業務の質向上が期待でき、会社が求める成果につながると考えられます。
現在はリモート中心のハイブリット勤務という形が当社にとってベストであると考えていますが、誰も予測できなかったCOVID-19の流行をきっかけに世界中でリモートワークが普及したように、今後も予期せぬことをきっかけに働き方が変わっていく可能性もあるため、時代に合わせた最適な働き方をこれからも模索していきます。
KDDIウェブコミュニケーションズの広報室では、会社や仕事、働き方をはじめとしたいろんなことを本音でおしゃべりするPodcast「GENECHAT(ジェネチャット)」を配信しています。
広報室の50代上司・30代中堅・20代若手が、それぞれどんなことを考えているかをおしゃべりしています。意外に聞けない各世代の本音をお届けします。
第一話のテーマは、「リモート中心のハイブリット勤務って、実際どうなのよ?」です。その他、IT企業ならではのSNSに関するテーマやビジネスに関連する世代間ギャップなどをテーマに配信していますので、息抜きや移動中、家事の合間に、ぜひお気軽にお聞きください!
また、番組の感想や取り上げてほしい題材などがありましたらお待ちしております。
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ハッシュタグ「#ジェネチャット」でのツイートもお待ちしています
※1 「日本市場を対象におこなったリモートワークに関する調査」ロジクール/PCWatch(2023年9月)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1581954.html#c05
※2 「都内企業のテレワーク実施率調査結果」 東京都産業労働局(令和6年6月)
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/hatarakikata/telework/jissiritukekka202408.pdf
今回は現在の働き方やオフィスをご紹介しました。
リニューアルする前のオフィスの様子やコロナ禍の在宅勤務の様子もまとめています。
気になった方はこちら↓からご覧ください。
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